50代を過ぎると自分の家だけでなく、実家が気になるお年頃になってきます。
実際、「実家を片づけたい、なんとかしたい」というお声はよく聞きます。
気になりますよね^^
なにせ私たちの親世代は「もったいない」「捨てられない」世代です。
それが悪いということではないんですが、その後始末は誰がするのか?ということです。
私は、父が亡くなった後、一人息子に余計な負担をかけたくないというのが「片づけのスタート」になったのは間違いありません。
まさに、「人生にカタをつけておきたい」と思ったんですね。
自分のことはそう思えても、実家となるとそう簡単にはいきません。
私が実際、T様宅のご実家のお片づけをした時に感じたことを通してお話ししたいと思います。
T様がご実家でご両親と一緒に住むことになったこともあり、ご実家を片づけたいというお申し出がありました。
お母様も一緒に作業してくださるとのことで、スタートしました。
特にキッチンはお母様が毎日お料理をする場所。いかに使いやすくしていくかが課題です。
ここで、一つ大事なことがあります。
自分自身も感じることですが、母世代は「記憶するのがしんどい」ということです。
整理をした上で、使いやすくなるように動線を考えて収納をしていくわけですが、おそらく多少混乱するはずです。
整理した後は、片づけは考えなくていい作業となるとはいえ、私にも未知数です。
だから、いかにわかりやすく、無理ないものにしていくかが大事です。
キッチンのビフォーアフターです。カウンターテーブルの上にあったたくさんの物がスッキリしました。
私からお声をかけながらひとつずつ一緒に考えていく作業は同じです^^
そして、ここからがT様の優しさを感じたことでした。
下の写真のように扉の前に何が入っているかを付箋で書いていかれたんです。(私がお伝えしたわけではありません)
こうしておけば、「あれ?どこだっだかな?」と思った時にも探さずにすみます。
素晴らしいな、思いやりだなあと感動しました。
50代ならまだ大丈夫かもしれませんが、母世代になると、変化や場所移動は結構きついのではないかと感じます。
そこに対して優しさと思いやりを持ちながら、いかに整理をしていくかは大事ですよね。
決して「もういらないんじゃない?」「捨てていいよね」は言わないようにしてあげてくださいね。
近しい間柄だと、つい感情的になったり、言葉をぶつけがちになりますが、大切な物は人それぞれ。価値観もそうです。
そこを理解を示した上で、どうしていくのがベストかを考えていくにつきます。
ご夫婦の時もそうですが、親子の間でも緩衝材として、使っていただければ幸いです(笑)